2017年UNIQLO(ユニクロ)スウェットフルジップパーカーの進化が凄い -2層構造から3層構造へ-
こんにちは。いちあきです。
素材でのコスパ最強であるユニクロ。
昔はユニクロを着ることが恥ずかしい時代がありましたが、今は本当に昔のことであると言い切れます。
全てがオシャレなアイテムではないですが、ベーシックなデザインのモノでユニクロとバレない(以下ユニバレしない)素敵なモノもあります。
今回は進化速度が速い、いやむしろ完成形に近づいたと思わせるデザインの2017年スウェットフルジップパーカーについて紹介していきたいと思います。
UNIQLOスウェットフルジップパーカーは2層構造であったが、とうとう3層構造へ
2層構造(簡潔にお伝えすると、2つの生地を縫い合わせてパーカー作成)から3層構造(身幅の生地を入れる)を入れることで着心地がかなり改善されます。
スウェットフルジップパーカーはもともとユニバレににくいパーカーでしたが、改良を重ねて着心地、質の改良へ進化を遂げています。
3層構造は着心地の改善?
実際に試着してみましたが身幅に1つ生地を挟んでいるだけなのに、ひねる動作はかなりの改善を感じました。
恐るべしユニクロ。
通常、売れると見込まれるモノには改善を図るより売れ筋として定番の型として売り出すことが一般的に多いです。そして、かけるげき所のコストは、他のアイテムの改良や新規アイテムの開発のほうへ回されることで底上げを通常図ります。
しかし今回のユニクロ スウェットフルジップパーカーの着心地向上は、定番で売れるという見込みが立っているにも係わらず、更なる改善できる点はないか?と追求している点に脱帽ですし、ココまでされたら「買い」としか言いようがありません。
ユニクロのコンセプトである「LIFE WEAR」の本気度を垣間見たように感じます。
しかもお値段は据え置きの2990円です。
しかし!!
残念な点もあります。
今後スウェットフルジップパーカーが更に進化を求めていくための提言があります。
ジップ部分がプラスチックでどうしても安っぽさがあることです。
(赤で囲んだところ)
ファストファッションに位置づけられる無印良品パーカーのジップ部分が金属です。
(注意)その分、無印良品のパーカーはフードの立ち上がりがユニクロよりあまりよくない、且つジップ回りの生地がメインの色と一緒ではなく、白色の生地であり、その白色がパーカー全体の安さを醸し出している点はあります。
しっかりとした機能、デザイン性(フードの立ち上がりはファストファッションのなかで一番)もあるので、ファスナーの改良を是非取組んで欲しいです。
もしジップの部分が金属性になり高級感がでたら他のブランドはより一層苦労しますね。
2990円でジップ部分を改良したら最強パーカーです。
一時期値上げを行ったユニクロは失敗であったと巷では言われていますが、値上げ路線は失敗ではなく、値段相応の改善、改良が求められているのです。
質、値段ともに優秀であるからこそあえて提言したいです。
消耗する産業から長く使えるモノ作りへ移行してファッションそしてデザインの底上げをファーストリテイリングであるユニクロに取り組んで頂けたらと思います。
いかがでしたか?
2017年 UNIQLO(ユニクロ)
とうとうパーカーは完成形へ近づいているのではないかと思います。
ユニクロにはその他、スピーマコットンやカシミア、家で洗濯可能なエクストラファインメリノ、世界に名をはせているカイハラの生地を用いたジーパンなどクオリティの高い生地を使った商品が沢山あります。デザイン、サイジングさえ間違わなければ十分ユニバレすることなく、他のセレクトショップで以上の着こなしをすることができます。
まだまだユニクロからは目が離せませんね。
是非、これからもビッグネームとのコラボも進めて(2016年ルメールとのコラボなそ)ファッション業界に価格以上のデザイン性を追求して欲しいです。
では!!また!!!